最終更新日 2024年10月2日
統一的な基準モデルによる財務書類
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はじめに
越前市では、公会計の取組として、平成20年度決算から平成27年度決算において、総務省方式改訂モデルによる財務書類を作成してきました。しかし、全国の地方公共団体においては、越前市と同じ総務省方式改訂モデルを使用する団体や、その他のモデルを使用する団体が混在しており、団体間で比較可能性が担保されていない状況でした。
このような状況を解決するために、総務省において「統一的な基準モデル」が新しく示され、全ての地方公共団体において統一的な基準モデルによる財務書類の作成が要請されました。
当該要請を受け、越前市では平成28年度決算の財務書類から統一的な基準モデルを用いて作成することとします。
統一的な基準モデルと総務省方式改訂モデルの違い
統一的な基準による財務書類と旧モデルである総務省方式改訂モデルとの主な違いは以下のとおりです。
1.発生主義・複式簿記の導入
従来の総務省方式改訂モデルでは、決算統計データを活用して財務書類を作成していましたが、統一的な基準モデルでは、 発生の都度又は期末に一括で複式仕訳を行うことによって財務書類を作成しています。
2.固定資産台帳の整備
従来の総務省方式改訂モデルでは、固定資産台帳の整備は前提とされていませんでしたが、統一的な基準モデルでは、固定資産台帳の整備を前提としていますので、公共施設等のマネジメントにも活用できます。
3.比較可能性の確保
上記で述べたように、統一的な基準モデルが示される以前は、全国の地方公共団体において越前市と同じ総務省方式改訂モデルを使用する団体やその他のモデルを使用する団体が混在しており、団体間で比較可能性が担保されていない状況でしたので、統一的な基準モデルの採用によって全国の地方公共団体と比較することができるようになります。
統一的な基準モデルによる越前市財務書類4表
令和4年度
区 分 | 財 務 書 類 |
一般会計等財務書類 |
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全体財務書類 |
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連結財務書類 |
令和3年度
区 分 | 財 務 書 類 |
一般会計等財務書類 |
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全体財務書類 |
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連結財務書類 |
令和2年度
区 分 | 財 務 書 類 |
一般会計等財務書類 |
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全体財務書類 |
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連結財務書類 |
令和元年度
区 分 | 財 務 書 類 |
一般会計等財務書類 |
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全体財務書類 |
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連結財務書類 |
平成30年度
区 分 | 財 務 書 類 |
一般会計等財務書類 |
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全体財務書類 |
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連結財務書類 |
平成29年度
区 分 | 財 務 書 類 |
一般会計等財務書類 |
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全体財務書類 |
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連結財務書類 |
平成28年度
区 分 | 財 務 書 類 |
一般会計等財務書類 |
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全体財務書類 |
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連結財務書類 |
H28財務書類(連結)(PDF形式 50キロバイト) |