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最終更新日 2025年12月15日

情報発信元 越前市

令和7年 越前市この一年

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ECHIZENの技 世界へ

10~12月 2つのユネスコ登録へ

 国際的な都市間交流により文化的な発展と地域活性化を図る「ユネスコ創造都市ネットワーク」。同ネットワークの「クラフト&フォークアート」分野への越前市の加盟が、10月31日に決定しました。

 12月11日には、越前鳥の子紙(とりのこし)の手漉き和紙技術が、ユネスコ無形文化遺産に追加登録されました。県内でユネスコ無形文化遺産に登録されるのは初のことです 。

 2つのユネスコ登録により、越前市の伝統工芸の評価が一段と高まります。国内外へ発信するとともに、技術を継承しながら、さらなる発展を目指します。 

ユネスコ 鳥の子紙
10月
ユネスコ創造都市ネットワーク
加盟記念合同取材会
12月
越前鳥の子紙のユネスコ無形文化遺産登録を
お祝いする職人のみなさん  

  

7月 万博を魅了!越前打刃物のシンボル「昇龍(しょうりゅう)」

 7月28日からの4日間、大阪・関西万博「LOCAL JAPAN展」に越前打刃物のシンボル「昇龍」を出展しました。

 万博では、兵庫県三木市の三木金物のシンボル「金物鷲」と共演。圧倒的な存在感と迫力により、越前打刃物の力強さや技術力、ものづくりの魅力を国内外から訪れた45,500人の来場者にアピールしました。

昇龍

通年 歩み進める!脱炭素チャレンジプロジェクト

 2050年カーボンニュートラルに向け、太陽光発電設備の導入を推進しました。ゼロカーボン・セントラルパークを目指す武生中央公園では、アイシンスポーツアリーナを北陸初となるゼロカーボンアリーナとした(3月)ほか、パーキーハウスにも民間資本により太陽光発電施設が導入されました(10月)。

 白山小学校と南中山小学校では、プールに設置した太陽光発電設備が11月に稼働を開始。現役校プールへの設置は全国でも例がなく、モデル事例として環境省の太鼓判をもらいました。

太陽光/アイシン 太陽光/白山小 太陽光/南中山小
アイシンスポーツアリーナの
太陽光発電設備
白山小学校の
太陽光発電設備
南中山小学校の
太陽光発電設備

 

通年 越前市制施行20周年

 平成17年に旧武生市と旧今立町の合併により誕生した越前市。10月1日に20周年を迎えました。

 9月に市文化センターで記念式典を開催したほか、NHKのど自慢(8月)をはじめとする記念事業を展開し、市民のみなさんと節目の年をお祝いしました。

20周年/市長式辞 20周年/のど自慢
10月 越前市制施行20周年記念式典 8月 NHKのど自慢

 

通年 かこさとしさん生誕100年に向けて

 日本を代表する越前市出身の絵本作家 かこさとしさんが来年3月31日に生誕100年を迎えるのを前に、記念事業を展開しました。

 かこさとしふるさと絵本館「砳(らく)」では、記念の作品展を開催したほか、4月にはかこさんの長女・鈴木万里(まり)さんのトークショーを実施。7月には、かこさんが晩年を過ごした神奈川県藤沢市と連携してスタンプラリーを実施し、かこさんの功績を両市で広めました。

かこさとし1 かこさとし2
4月 鈴木万里さんトークショー 藤沢市との連携

 

通年 e☆SPARKLE(イー スパークル)がスポーツで夢と輝きを

 越前市出身のトップアスリート5人によるチーム「e☆SPARKLE」が4月に発足しました。スポーツ体験会やトークショー(8月)、吉野瀬川ダムをコースにした自転車ツアー(10月)、菊花マラソンに合わせて開催した子育て世代対象のイベント(11月)を通して、スポーツの楽しさと、夢や希望を持つことの大切さを参加者に伝えました。

e☆SPARKLE1 8月体験会 e☆SPARKLE3
4月 発足式 8月 スポーツ体験会 10月 自転車ツアー

 

通年 こどもの幸せと安心できる子育て環境

 こどもが幸せを実感できる社会を実現するための「こどもの幸福条例」が4月に施行。こどもの意見を尊重するという基本理念に沿い、こどもが安心して意見を言えるワークショップ(6月)や、こどもの意見に耳を傾けることの大切さを大人が学ぶ市民講座(8月)を開催しました。
 7月には、子育てや妊娠・出産に関する悩み相談に応じる窓口「にっこり相談ステーション」を市内24か所に設置しました。国高地区には、丹南エリアでは初となる産後ケアに特化した民間施設がオープン。助産師や保育士等の専門職が母子の心身ケアサービスを提供する施設が増えました。

こども意見ひろば にっこり相談ステーション
6月 ワークショップ「こども意見ひろば」 にっこり相談ステーション

 

通年 健康長寿のための体制がさらに充実

 血圧や血管年齢などを測定できる機器を使って、自身の健康状態を数値で「見える化」できる「-ECHIZEN CITY- 健康ステーション」を、6月、市役所2階に開設しました。市内の地域包括支援センターには、握力計や体組成計などの健康器具セットを配置。市民のみなさんの生活習慣の改善や、フレイル(加齢により心身が衰えた状態)の予防につながっています。

 地域住民や医療福祉関係者、行政が連携し、認知症の人や家族を支える「チームオレンジ」は、これまでの1か所から6か所へと拡大。地域の特性を生かしたきめ細かな支援が可能となりました。

 11月には国立長寿医療研究センター、株式会社ほっとリハビリシステムズと連携協定を締結。DX技術を活用した現役世代の健康づくりと認知症予防に向けた取り組みを始めました。

健康ステーション 認知症・健康づくり協定
-ECHIZEN CITY- 健康ステーション 11月
認知症予防及び健康づくりの
推進に関する連携協定締結式

 

通年 出店続々!活気づくまち

 武生まちなかエリアを中心に、出店が相次ぎました。駄菓子屋やカフェ、ゲストハウス、アパレルショップなど、多様なお店が続々オープン。大正5年に造営された国登録有形文化財の愛山荘(あいざんそう)(若竹町)は、11月に飲食施設として生まれ変わりました。

 越前和紙の産地には、古民家を改修した工芸宿「SUKU(スク)」が11月にオープン。客室には、越前和紙や越前箪笥が使われており、伝統工芸を体感できる施設として産地の魅力アップに一役買っています。

出店続々 愛山荘 SUKU
左上から時計回りに
駄菓子屋だんね(蓬莱町)
京町レジダンス(京町三丁目)
ラグハウス(幸町)
五十嵐羅紗店(蓬莱町)
愛山荘(若竹町) SUKU(岩本町)

 

5月 日本海側初!和ハーブの散策路

 クロモジやドクダミなど、100種類以上の和ハーブが息づく八ツ杉森林学習センターの敷地内に「八ツ杉和ハーブロード」を整備しました。

 季節ごとに開催したランチ会や散策会などの体験プログラムには、県内外から延べ400人以上が参加。和ハーブの魅力を存分に楽しんでいただきました。

八ツ杉和ハーブロード2

 

10月 市長選挙・市議会議員補欠選挙

 10月19日に告示された市長選挙。山田賢一市長が無投票で再選し、11月から2期目の市政運営をスタートしました。

 10月26日執行の市議会議員補欠選挙では、松本照美(てるみ)氏、森本辰之(よしゆき)氏が初当選を果たしました。

市長訓示 松本氏 森本氏
11月 市長訓示
 
10月 当選証書付与式
松本氏

森本氏

 

10月 未来の移動手段!自動運転バス まちなかを走る

 昨年に続き行った自動運転バス(レベル2)の実証実験。今年は、全ての運転操作を自動で行うレベル4に対応した車両が、市役所~武生中央公園(たけふ菊人形会場)間の往復3.4kmを約2週間走行しました。コウノトリや菊花をあしらった車両は、武生商工高校生がデザイン。期間中、600人以上が乗車し、未来の移動手段を体験しました。

自動運転EVバス

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